この春取り付けた浄水器のカートリッジの交換時期が来たので使用レビューです。
使用しているのは、 三菱レイヨン クリンスイ CSPシリーズ スーパーハイグレード 除去物質数13+2
除去能力はシリーズ中最も高く、カートリッジ式の他のメーカーに比べてもかなり優秀です。
取り除ける有害物質
遊離残留塩素 / 消毒用の添加物 濁り 総トリハロメタン / 以下プロもホルムまで「総トリハロメタン」有機化合物と塩素が反応 クロロホルム / 発がん性あり ブロモジクロロメタン ジブロモクロロメタン ブロモホルム 溶解性鉛 / 体内に蓄積されると退治や乳幼児の知能障害を引き起こす恐れあり 農薬(CAT) / 内分泌を撹乱 カビ臭(2-MIB) テトラクロロエチレン /以下 肝臓や腎臓に障害、発がん性あり トリクロロエチレン 1,1,1-トリクロロエタン
鉄(微粒子状) アルミニウム(中性) 浄水処理用として使われています。
放射性物質の除去能力
気になる放射性物質の除去能力ですが、 日本放射線安全管理学会がレポートした研究結果がありました。
水道水のものではありませんが、概ね除去力はあるようです。
2011日5月1日11時 A : LAICA(イタリア) CAPRI B : 東レ トレビーノ PT302 C : ブリタ(ドイツ) Navelia D : 三菱レイヨン クリンスイ CP002 E : パナソニック TK-CP11
表7 市販の浄水器による雨水中の131I の除去率(浄化1 回) A : 78% B : 70%、81%、98% C : 83%、79% D : 71%、97% E : 94%
表8 市販の浄水器による繰り返し浄化による除去効果 (1) 131I の除去率 B : 1回70%→5回79% B : 1回98%→5回99% C : 1回83%→5回95% C : 1回79%→5回92% D : 1回97%→5回99% E : 1回94%→5回98%
引用・福島原発事故情報のまとめ http://nuclear2ch.blog39.fc2.com/blog-entry-285.html
クリンスイ CSP9を使ってみて
カートリッジの使用期間は3ヶ月なのですが、こちらの機種では取り替え目安を知らせしてくれるセンサーが付いています。
水の流量を計算し取り替え時期を液晶モニターで知らせてくれます。
ただ、うちの場合水圧が高く、2ヶ月半くらいで取り替えサインが出てしまいました。
フィルター上部にある小窓からフイルター内部を覗くと、そんなに汚れた感もなく、まだまだ行けると判断。
3ヶ月まで使いきりました。(ろ材使用限界は3ヶ月)
小窓があるのは汚れ具合がよく分かって便利です。
センサーはあくまでも目安です。
手前のレバーで浄水、シャワー、直水と3段階に切り替えられます。
浄水モードの時だけセンサーが働き液晶画面のマークが回転します。
浄水の勢いは水圧が高めなこともあってか、全然問題ないレベルです。
浄水器を通した水は、直接飲むことはないので味はよくわかりませんが、 給湯ポットやご飯など料理全般に使っています。
安心感という意味ではほんとうに助かっています。
お米を研ぐ時、お米は水をよく吸うので浄水モードで洗っていますが、できればシャワーモードでも浄水が流れて欲しい所です。
取替えカートリッジが少々お高いかなとおもいますが、高除去フィルターなのでこんなものですかね。