こんな症状が出ていたら危ない!花粉症チェックと予防法

  • 2013年2月8日
  • 2015年10月29日
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今年は、花粉症の人も、まだそうでない人にとっても大変な飛散量のようです。

自分は大丈夫と思っていても、よく考えたら症状が出始めているかもしれません。

こんな症状が出ていたらケアが必要です。
ティッシュ

花粉症チェック

くしゃみが5回以上続くことがある

花粉が鼻の中に入ったのをかき出そうとする機能の働きで、連続してなかなか止まらないくしゃみが何回も多発してしまう。

 

鼻水が水っぽくサラサラしている

花粉症は水っぽい鼻が多くなる傾向があるようです。

黄色っぽかったり緑っぽい場合は、蓄膿症や、慢性副鼻腔炎になっている可能性もあります。

 

両鼻がよくつまる

花粉症がひどくなってくると両方の鼻がよく詰まり、人によっては頭が重くなったり頭痛などの副症状も出ることがあります。

リップクリームなどハッカ成分で鼻の通りをよくするのはよくないようです。

鼻の粘膜はとても弱いためハッカなどスーッとするものは、使いすぎると鼻血の原因になったりカサブタになることもあります。

 

耳の奥がかゆくなる

耳の奥や喉の奥のかゆみも花粉症の時期に多くなります。

耳と鼻の症状が同時に出る場合の他、耳だけ症状が出ていて、後になって花粉症の症状が一気にでる時もあるようです。

単にかき過ぎたり、耳の掃除のしすぎで荒れているだけのこともあるみたいです。

 

これらの症状が出ていたら花粉症を疑ってみた方が良いかもしれません。

 

花粉症にかかりにくくするために

家のホコリのアレルギーのある人は花粉症になる確率が高くなるそうなので、この時期はこまめな掃除が必要です。

先日放送された「世界一受けたい授業」では、花粉症にかかりにくくする方法として以下のことを紹介していました。

 

鼻の粘膜強化

 

粘膜強化のポイントは鼻の加湿にあります。

普段から簡単にできる方法として、マスクとウェットティシュを使った方法があります。

2枚のマスクとウェットティッシュを1枚用意します。

マスクとマスクの間にウェットティッシュを挟み、マスクを装着します。
2枚のマスクとウェットティッシュ

 

インフルエンザの流行期など医療現場ではよく用いられている方法なのだそうで、マスクの内側を加湿することができ、2重にブロックすることでフィルター効果を高めることもできます。

 

鼻づまり解消法

 

以前、ペットボトルで鼻づまり解消法を紹介していた厚生年金病院の石井先生による、 今回はペットボトルも何も使わないで簡単に鼻づまりを解消できる方法です。

  1. 鼻から息を吸い込み止めて鼻をつまむ。
  2. あごを胸につけるように下げてギュとりきみます。
    (5〜10秒間お腹や、特に胸や首のあたりに力をいれてしめつけるようにする。)
  3. あごを上げ鼻から息を吐いて吸います。
  4. それを5回ほど繰り返す。

鼻づまり解消法

胸の中の圧を高めることで交感神経が刺激されます。

それが上の方に伝わり、鼻の粘膜の交感神経を刺激し粘膜がギュっと縮んで鼻の通りが良くなるというものです。

乾燥した肌

花粉症の原因の一つとして乾燥肌があります。

皮膚の表面は通常、水分と油分で異物の侵入を防ぐバリア機能を持っていますが、 乾燥すると外からの侵入に無防備になってしまいます。

ここに花粉が付着することでかゆみや炎症をおこし花粉症皮膚炎となるようです。

その後皮膚のアレルギーが鼻や目に広がって行き、鼻炎や目のかゆくなる確率が上がってしまいます。

帰宅してすぐ花粉を落とすことや、日頃からの保湿、スキンケアが大切のようですね。

まとめ

花粉症の時期は、花粉を内部に取り込まないことがとても重要で、乾燥気味にしていると鼻の粘膜の活動が弱まり、花粉が長く鼻の中にとどまりやすくなってしまいます。

そのことがアレルギーを引き起こす原因になっているようです。

まだ花粉の症状の出ていない人は、肌や鼻の加湿をすることで花粉症の予防につながるかもしれません。

 

花粉アレルギーを引き起こす食品に気をつけたいです。
記事→花粉食物アレルギーで注意したい食品
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