不眠で悩む日本人 欧米では病気

  • 2012年6月7日
  • 2015年12月10日
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以前から日本人の睡眠時間は欧米などに比べて短いと言われていました。

自身を振り返ると確かにそうです。

日本とフランス、米国の睡眠に関する興味深いアンケート結果が出ています。

各国の睡眠時間アンケート調査

日本人の睡眠時間は平均で6時間半、これは30歳以上のデータになります。

アメリカとフランスの睡眠時間は7時間ちょっと超えるくらい。

日本人は欧米に比べて睡眠時間が30分短いです。

この差は、国民性や生活志向、などによるものでしょうか。

 

睡眠時間と質の満足度

また 同時に出された他のアンケート結果で興味深いのは、日本人の睡眠時間に対する満足度です。

欧米では62%に対し、日本では47%。

日本人はあまりよく眠れてません。

 

睡眠の質に対する満足度ではアメリカ、フランスが61%、59%に対し、日本は44%となっています。

 

こちらも2カ国に比べてかなり少ないですね。

日本人の睡眠は質的にも量的にも満足度が低い結果です。

 

欧米では不眠は病気

眠れない時の対策として、日本人で多かったのは「寝酒」。

ついで、「特に何もしない」です。

 

欧米では 「医者に行って処方薬をもらう」 「市販薬を買う」 「医師の診察」

の3つが上位となっています。

 

不眠に対する意識の違いがハッキリしていますね。

日本人は不眠を病気とは思わず、欧米では病気ととらえているのですね。

 

不眠気味の方へ

お酒は眠りが浅くなり、トイレに起きる回数も増えて眠りが中断されることもあります。

これは不眠にはあまり好ましくありませんね。

運動が少ないのも不眠がちな日本人の特徴だそうです。

体が疲れるのは眠りを誘いますからね。

 

体を動かさないで頭ばかり働かせた状態が続くと、それがストレスとなり、その結果不眠に繋がることもあるようです。

頭を空っぽにする時間と、適度な運動の時間を日頃から取るようにしたいですね。