牛乳パックの内側のツルンとした部分

  • 2012年11月11日
  • 2015年11月15日
  • グッズ

「牛乳パックは紙でできているのになぜやぶれないの?」

息子からの疑問です。

そういえば、どんな素材でコーティングしているのでしょう?

 

さっそくググってみると、 紙パックの内側はポリエチレンでコーティングしてありました。

このポリエチレンの防水加工は110℃くらいで溶解か始まるそうですが、 電子レンジなどで加熱しない限りは溶け出すことはありません。

 

牛乳パックの他、紙コップやバーベキューなどに使う紙皿もポリエチレンでコーティングされています。

紙コップ

 

その他には、マヨネーズ容器の内側にもポリエチレンは使われているようです。

マヨネーズは油性が強いので、他のプラスチック材だと溶解し安全でなくなるみたいです。

マヨネーズ容器は、種類の違うプラスチック材を3~4層に重ね、一番内側に最も安全性の高いポリエチレンを配置しています。

 

ポリエチレンであれば、もし体内に取り込んだとしても吸収されず体外に排出されるようなのであまり気にすることもないようです。

 

ただし、プラスチック食器、プラスチック性のマナ板などは注意か必要です。

 

たとえ食品に接する面にポリエチレンコーティングしていても、二重、三重のプラスチック材で製造されている場合が多く、使ったり、洗ったりしている間に表面が剥がれプラスチック面が露出することがあります。

 

そうなると、毒性のあるプラスチックが露出する場合があるので、できれば小さい子にはプラスチック容器の食器は控えたほうがよいかもしれません。 我が家では、まな板がプラスチック製でした。

 

でも、まな板の溶解を心配する前に、汚れを気にしたほうが良さそうです。