10月以降値上げされるもの

  • 2012年10月3日
  • 2015年11月19日
  • 話題

今月に入っていろいろな物の値上げが始まっています。

食用油、小麦、乳製品、これは干ばつや猛暑による影響ですが、トウモロコシや大豆など飼料に使われるものまで値上がりしていますから、食品全体が値上げ方向に向かうということでしょう。

さらに、地球温暖化対策税(環境税)として、ガソリン1リットルあたり0.25円の増税も始まりました。

a0002_005898

まだまだ続く値上げ

小麦価格の改定は半年ごとに行われている為、 来春にはさらに2割以上値段が上がるのを覚悟しておいた方がよいそうです。

 

トウモロコシや大豆などは投機マネーも参加しやすく商品価格は下がりにくい状況です。

そうなると、牛や豚などの食用肉の値上げにも直結します。

おととしの猛暑の影響で牛の乳の出が悪く生乳価格も上昇中です。

えさ代の高騰と重なり、さらに値上がりのスパイラルですね。

 

環境税って?

地球温暖化の原因となるCO2の排出を減らすために石油や天然ガス、石炭などすべての化石燃料に課す税のこと。

地球温暖化対策の税 とも呼ばれています。

税額はCO2排出量で決まり、 3段階にわけて引き上げ られるようです。

 

1キロリットル当たり 2012年10月  250円↑ 2014年    500円↑ 2016年    760円↑

 

これに対して一般家庭への影響は..

東京電力 30アンペア 月14,5円増

東京ガス  料金に転嫁の方向

ガソリンについては、値上げには慎重のようです。

電力は9月に上がったばかりですからね。

 

環境省では 1世帯当たり 最大年間1228円の負担と発表しています。(2016年)

これには、いろんな分野の価格転嫁分は反映されていません。

今後消費税や復興税の導入も予想されるので足していくと、かなりの額になりそうです。

 

他にも値上げの動きが・・

自動車保険 損保各社は10月以降の契約から交通事故を起こした運転者の保険料を大幅に上げることを決めています。

厚生年金保険料 多くの企業で10月給与分から0.354%値上げ。

 

すべて上げ上げ基調で、ついでに景気も良くなって行けば良いのです。