今年の夏は冷夏?

  • 2012年7月2日
  • 2015年12月1日
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当初の予想では今年の夏、例年並みか少し暑いと言われていました。

それにしても6月は思っていたよりは暑くなかった気がします。

 

近畿:涼しかった6月 神戸・和歌山で真夏日ゼロ

毎日新聞 2012年07月02日 02時30分

近畿で今年の6月は、最高気温30度以上の真夏日の日数が、神戸市や和歌山市で1日もなく、大阪市内では3日だけと、近年の半分以下だったことが大阪管区気象台の統計で分かった。夏本番を前に、6月下旬は真夏日が続くことが多いが、今年は過ごしやすい傾向だった。しかし、2日以降は最高気温が30度を超える予想といい、気象台は急激な天候の変化に伴う体調管理に注意を呼びかけている。

同気象台によると、6月の真夏日は、他に奈良市2日▽大津市3日▽京都市4日。07〜11年の5年間の平均は、大阪市7.6日▽京都市9.2日▽神戸市2.4日▽大津市6.2日▽奈良市7.2日▽和歌山市4.4日−−で、今年は各市とも下回った。特に大阪市は、09年11日、10年8日、11年9日を記録しており、11年は9日連続で真夏日となった。

今年6月の平均気温も、大阪市23.0度(昨年6月24.2度)▽京都市22.7度(同24.1度)▽神戸市23.0度(同23.6度)▽大津市21.8度(同23.5度)▽奈良市21.4度(同23.0度)▽和歌山市22.6度(同23.6度)−−と昨年より低かった。

 

やはり、関西の6月は低温傾向にあったようです。

 

関東でも、晴れの日に直射日光だとそれなりに暑く感じますが、 日差しのない場所や朝夕などはまだ涼しいです。

原因は、北にあるオホーツク海高気圧のようです。

この寒冷高気圧の影響をうけ、北からの冷たい風が関東地方に流れ込んでいたのです。

北海道の道東では、6月にもかかわらず、-2度という朝もあったようです。

2003年の冷夏と似たような状況になりつつあるということでしょうか。

 

節電には嬉しい傾向ですが、こういうニュースも出ています。

太陽に異変 静穏化で地球は寒冷化するのか

日経サイエンス2012/6/24 7:00

われわれが地球上で生活できるのも太陽の恵みのおかげ。その太陽の様子が最近おかしくなっている。異常と言えるほどその活動が静かになっているのだ。歴史上、太陽活動が長期間にわたり不活発だった時期があり、その時の地球の気候は寒冷だった。

 

マウンダー極小期になると、太陽系をとりまく磁力線の力が弱まり、外宇宙から降り注ぐ宇宙線の量が増えてきます。

その結果雲ができやすくなり気温が下がるそうです。

 

もしそうなら、温暖化論はふっとびますね。