子供が学校から「世界算数」のパンフレットを持ち帰ってきました。
世界算数 (Global Math Challenge)はソニーコンピュータサイエンス研究所が運営するオンライン算数大会です。
君は世界で何番目?「世界算数」
国や地域を超えた新しいオンライン算数大会ということで、
年齢に合わせてコースも複数用意されているようです。
参加料は無料のものと、受験後に回答と解説などが見られる有料にわかれています。
エントリーと受験だけなら無料でいけそうです。
チラシには世界算数からの挑戦状として問題が用意されていました。
スマートフォンのパスコードを解除せよ!という問題です。
面白そうなので早速9才になる息子とチャレンジ。
出題サイト-世界算数からの挑戦状
一見難しそうですが、ヒントになる言葉を子どもと考えてみることにしました。
「桁のあっている数字はない」を頼りに、
各桁に入れられる数字を洗い出してみます。
0 2 0 0
4 4 1 2
7 6 4 4
8 7 6 6
9 9 9 9
さて、「このあとどうする?」と子供に聞いてみると、「とりあえず02から総当りで・・」との返事。でも、たぶんこれでは時間がかかりそうです。
問題にある試したパスコードは・・
1回目・・6087
2回目・・5173
3回目・・1358
4回目・・3825
5回目・・2531
各回2つの数字は桁が違うけど入っているということなので答えの数字は頻出している可能性があります。
「この5つの数字で頻出しているのは8、次に7かな・・そして1か3か2」
そのうち桁に入ってない数字から選ぶとすると、「8712でどうかな?」
総当りから一気に飛ばして早く回答にたどり着く流れを子どもと考えながら体験することができました。なかなか良い問題です。
小学生向けの中学受験のテキストを読んでいると、この総当りをいかに短時間で解答するかの問題よく出てきます。
小3では魔法陣問題などもそうです。パズルのような感じで楽しみながら当たるとよいのでしょうね。
この世界算数、「挑戦!」というのが子供心をくすぐるようです。
早速エントリーしてみようと思います。