【実体験】小1息子と挑むロボット制作。KIROBO(キロボ)で学んだ「失敗」を力に変えるプログラミング教育

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「パパ、これどうやって動くの?」

そんな息子の好奇心から始まった、わが家のロボット制作。
今回は、かつて息子(当時小1)と一緒に挑戦した自立型センサーロボット「KIROBO(キロボ)」の制作とプログラミングの様子を振り返ります。

12年も前のエピソードですが、今、プログラミング講師として多くの子供たちと接している私にとって、この時の経験は「学びの本質」を知る大切な原点となっています。

🛠️ STEP1:86個のパーツから始まる挑戦

今回挑戦したのは、エレキットから発売されている「KIROBO(キロボ)」。タッチセンサーや赤外線センサーを搭載した本格派です。

小1でロボットの組み立てなんて、難しくないですか?
部品は多いですが、説明書が秀逸なんです。あえて口を出さず、「見守る」のがコツですよ。

左右のモーターを取り付け

親子で楽しむロボット制作の段取り
  • 準備
    部品の整理
    ネジやナットは種類が多いので、袋に番号を振っておくとスムーズです。「一回の作業で使う分だけ出す」という整理の基本を伝えました。
  • 作業
    組み立て開始
    左右のモーター、各種センサー、電池ボックス。図面を見ながら一つずつ、穴の位置を確認してネジを締めていきます。
  • 難所
    配線の罠
    上下のパーツを組み合わせる際、配線を中央の穴に通し忘れるとアウト。最初からやり直しですが……これこそが最大の学びになります。

KIROBO上下パーツ

ここで大切なのは、「失敗を繰り返しながら、説明書を読む大切さを学ぶ」こと。
よく読んだほうが、結局は近道なんだということを、身をもって体感できるのが工作の醍醐味です。

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💻 STEP2:プログラミングで「命」を吹き込む

組み立てが終わったら、いよいよプログラミングです。プログラムによって、ロボットは意志を持ったかのように動き出します。

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当時、私たちが試したステップを紹介します。

1. 「移動」の制御

最初は単純な動きから。「5秒前進して止まる」「反転して戻ってくる」といった基本から始めます。
安価なキットですから、機械的に「真っ直ぐ進む」ことすら、実は調整が必要です。その「ズレ」を計算に入れてプログラムを組むのが面白いところです。

2. 「センサー」の活用

タッチセンサーを使えば、さらに動きに変化が出ます。

  • 壁に当たったらバックして回転する
  • 障害物を避けて走り続ける

「火星探査機も、救助ロボットも、基本はこれと同じなんだよ」
そんな話をしながら、息子とあーだこーだと言いながら動きを考えていく時間は、最高にクリエイティブなひと時でした。

KIROBO完成

⚽ 世界へ広がるロボットの世界

余談ですが、このKIROBOのようなロボットを使ったサッカーの国際大会「ロボカップジュニア」というものがあります。

赤外線を発するボールを追いかけ、ゴールを狙う。相手をかわし、シュートを決める。
なんと、この大会はFIFA(国際サッカー連盟)公認なんです。

「FIFA サッカー日本代表ロボット部門」なんて、すごく夢がありませんか?
小学生が大学生を負かすこともある、まさに実力主義の世界。世界大会を目指す小学生も実際にたくさんいます。

💡 パパ講師の視点:なぜ「今」ロボット制作なのか?

現代は、画面の中だけで完結するプログラミング学習も増えました。
しかし、あえて「実体のあるロボット」を触る価値は、今の時代こそ高まっていると感じます。

パパ講師からのメッセージ

デジタルなプログラムは「コピー&ペースト」ができますが、物理的なロボットは「ネジ一本の締め具合」で動きが変わります。

・説明書を読み解く力
・失敗を恐れずやり直す粘り強さ
・「なぜ動かないか?」を観察するデバッグ力

これらはすべて、将来どんな道に進むにしても必要とされる一生モノのスキルです。

12年前、まだ幼かった息子と一緒にKIROBOのチップを載せ、「ロボットらしくなってきた!」と目を輝かせたあの日。
あの時彼が感じた「自分の手で物事を動かす喜び」は、今の彼の学びの土台になっていると確信しています。

親子で過ごす休日。たまにはテレビやスマホを消して、ロボットという「新しい同居人」と対話してみるのも、素敵な選択ではないでしょうか。

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