健康に良いという理由でペットボトルの水を飲ませるのは間違い

  • 2012年10月15日
  • 2015年11月19日
  • グッズ

普段から私も子供も、のどが渇いたら水をよく飲みます。

外出中、のどが渇いてコンビニに行っても選ぶのは大体ミネラルウォーター。

ジュースなど糖分の摂り過ぎは健康にあまりよくないという理由ですが。。

本当に健康のことを考えると、 この選択もあまり正しくないのかも知れません。

ペットボトルはプラスティックです。

ペットボトルの容器の成分には溶け出すと良くないものが多く含まれています。

とくに代表的なものは2つ。

ビスフェノールA

アメリカ合衆国で体内の検査を行った結果、人の体からかなりの確率で検出されている物質がビスフェノールAです。

ペットボトル内に含まれるビスフェノールAは280度の高温で融解されるそうですが、ドリンク内に微量に溶けだすと言われています。

 

製造時、機械でボトルに成分表などのシールを貼る際、熱で一瞬押し当てられたペットボトルが高温になりビスフェノールAが溶け出すとも言われています。

微量のビスフェノールAが身体の中に入り込むと、内分泌ホルモンが撹乱され、学習障害や、不妊、ガン、糖尿病などの健康被害の恐れがあるようです。

 

日本の厚生労働省では微量のビスフェノールAについての見解は出ていませんが欧米ではかなり以前から危機意識が高まっているそうです。

妊娠・授乳中はもちろん、乳幼児にもプラスティック製品は極力避けた方がよいみたいです。

 

 

アンチモン

ヒ素によく似た化学特性を持つ有毒な重金属であるアンチモンが 極微量、ペットボトル内に溶融すると言われています。

極微量と言っても、地下水の100倍の濃度です。しかも、ボトルに詰めてから 3ヶ月後に検出されるアンチモンの濃度は2倍になるそうです。

 

どちらも極微量ということですが、 極微量である環境ホルモンこそ人体に影響を与えると不安視する学者もいます。

環境ホルモンは浴び続けることが良くないとされているので、 極力、ペットボトルは最低限の使用とし、 お出かけの際はできるだけ水筒の方がよいようですね。