大学講座をネットで受講できる「gacco」にエントリー

  • 2014年4月6日
  • 2015年10月23日
  • 話題

最近、世界的に話題になっているのが(MOOC)大規模公開オンライン講座。 
世界中の一流大学がインターネットを使った無料講座を開講し、 日本の大学も徐々に参加し始めているようです。

MOOCの講座は基本英語なので、
レベルの高い講座はちょっと..
とあまり興味はなかったのですがMOOCの日本版が登場していました。

gacco

東大や慶応、早稲田の教授陣による講義をネットで受けることが出来ます。
講義は1回10分程度、現在はまだ募集中ですが2014年4月14日より順次開講予定です。 無料の通常コースと有料の反転学習コースがあり、反転学習ではティスカッションや対面授業も行われるそうです。http://gacco.org/

初回、東京大学の本郷先生による「日本中世の自由と平等」

この本郷先生、NHKの歴史番組 「先人たちの底力 知恵泉」でも度々拝見したことがあります。番組と同じような感覚で受講できそうなのが良いです。

 

2014年7月7日から開講の「オープンエデュケーションと未来の学び」

こちらは、MOOCやgaccoなどオープンエデュケーションについてしっかり学習できます。 新しい学びのスタイルに興味を持っている者としては願ってもない講義です。オープンエデュケーションに興味のある方はお勧めかもしれません。

この2つの講義、早速エントリーさせてもらいました。

 

gacco以外でも様々な講義をMOOCで受けることができます。

興味のある人にとっては良い時代になりました。

 

MOOCの日本語化

世界中に広がる英語中心であったMOOCの講座も、徐々に日本語字幕が付けられ始めているようです。こうなると日本人の受講者は一気に広がりそうです。

Coursera

Coursera(コーセラ)は、スタンフォード大学の教授陣が中心になり2012年4月よりサービスが開始されたMOOC。
今ではハーバード大学やプリンストン大学、東京大学なども参加しています。無数にある講座の中には魅力的な物も多いのですが、やはりネックとなるのは英語です。白熱教室のように字幕があると嬉しいです。

2013年10月より、エブリデイイングリッシュのエス株式会社が日本語化のオフィシャル翻訳パートナーとして契約し徐々に日本語訳化が始まっているようです。 Courseraを覗いてみると、現在予定されている字幕付き講座は1つしかありませんでしたが、今後に期待したいです。

 

UDACITY

UDACITYではコンピュータサイエンス系を中心にリクルート共同で日本語字幕化が進んでいるようです。コンピュータ・サイエンスや日常のデザイン入門、ロボット工学、物理学の基礎などが学べます。今のところ日本語字幕化されているのは専門性の高い内容のものばかりですが、こちらも今後が楽しみです。

 

edX

edXはマサチューセッツ工科大学やハーバード大学が中心になり設立されたMOOCです。
マイケル・サンデル教授のジャスティスもこちらで受講可能です。
京都大学や東大も参加するようですが、今の所日本語化の話はないようです。

 

 

予定されている講座のラインナップを見ていくと、知の垣根はどんどんなくなって行くような感じです。

MOOCの理念でもある教育水準の低い国々に教育機会を広めるという目的の他にも、たとえ学年が低くても興味を持ったらハイレベルな知識を求められるようになるのは魅力です。

子供を持つ親としては、その辺り期待したいです。

わかりやすくて楽しい、白熱教室のルーウィン教授のような講義に出会えたら凄いでしょうね。 そんな、子供が興味を持って突き進めそうなモノがないか探してみるのも面白そうです。