全国小中学校の学力テストの結果が出ましたが、秋田県がまたまた1位を獲得したようです。 これまで小学生で6回連続、中学生で2回連続のトップです。
強さの秘密はなんなのでしょうか?
小学生を持つ親としては気になったのでネットで理由をいろいろ拾ってみました。
少人数制
秋田県は現在急激な少子高齢化が進んでいるそうです。
そのため学校では少人数学級が増え、 先生の目が行き届いたきめの細かい授業が行えるようになった…
という背景があるようです。
学校に対する信頼
ニュースを見ていると全国的に学校、教職員、親の信頼関係は年々低下していく一方に感じますが、 秋田県や福井県などの成績上位県では他府県に比べ学校、行政、親との協力関係がまだまだ良さそうな印象です。
先生ものびのびと熱心な指導を行いやすい環境にあるのかもしれません。
しかも、毎年トップだと、全国から注目の的となり先生もたくさん押し寄せてきます。
必然的に秋田の先生方も熱心になるでしょうね。
秋田県が成績トップにもかかわらず、塾通いの生徒数が全国最低なのも 学校が健全に機能しているからなのでしょう。
上位成績者の共通点
上位成績者にアンケートを取ってみた結果、以下の様な特徴がみられたそうです。
- ノートを丁寧に書く
- 毎日朝食を食べている
- 学校での出来事を家の人と話す
- 携帯電話の使い方について、家の人との約束を守っている
「ノートを丁寧に」はポイントのような気がします。
ノートの上手な書き方って学校ではあまり教えてくれないんですよね。
そのあたり、きめ細かくやってるのかもしれません。
あとは、気の散らない子どもに育てないよう、家庭がしっかりしなければなりませんね。
その他
秋田在住の学生によると、他府県に比べ宿題が非常に多いそうです。
また、少人数制の授業では先生も1人ではなく、2,3人つく授業ももよくあるそうです。
ただ一方で、秋田の成績は平均点でトップでも飛び抜けた優秀者は少なく、成績下位者が少ないことも 平均点を押し上げた理由に上がっていました。
今回の全国学力テストでは、首都圏などの優秀な学生の通う私立学校は入っておらず、公立学校のみの平均値です。
実態とは若干かけ離れているとは思いますが、勉強に向かう姿勢は学びたいですね。