休みの日に子供と一緒に出かけた後は、家に帰って一緒に作文作りです。
親の私は子供のお出かけ記録を兼ねてブログ執筆、小学生になる子供は学校の宿題の絵日記の作成です。
どちらも同じ視点なので、何歳になっても似たようなことをやっているなあとつくづく思います。
小学校では絵日記や感想文など、少しづつ文章を書かせる取り組みが行われ始めました。
文章を書くのって取っ掛かりがないとなかなか難しいものですね。
息子も小学校入学前の教室では文章に取り組む際に、
「いつ」「誰が」「何を」「どうした」「そしてどう思った」
こんな感じで当てはめていくんだよ!と、教えられていたようですが、 そろそろ本格的な文章の書き方のコツを学ばせてみたいいと思っています。
文章力は発信力であると、この歳になってつくづく痛感してますから、子供には早い段階から思考力を付けさせてあげたいです。
マインドマップ思考
最近、WEB制作に取り組む際に参考にしているのがマインドマップです。
マインドマップは真ん中にコアになるキーワードを配置し、そこから放射状にサブキーワードを、まるで脳のシナプスのように枝分かれさせて、そこから思いついたことを書き連ねていくメモ法、と言うか思考法です。
マインドマップ
文章作成で言うと、タイトルを真ん中に持ってきて、それについて書きたいことを四方八方に伸ばします。
最終的にそこが目次になるような感じです。
伸ばした先からさらに思いついたまま箇条書きにしたり、イラストを描いたりするのですが、こうやると、ひと目で全体像が俯瞰でき伝えたいことを効率よくまとめることができます。
ツールとしてはかなり奥が深いもので、まだ使いこなせるまでは時間がかかりそうですが、マインドマップで有名なトニー・ブサン公認のアプリ「iMindMap」と、WEB版のiMindMap、これがフリーで使えます。
思いついたことをメモにする際など、外出時はiphoneで、自宅に戻ったらパソコンを使って続きを編集しながら活用しています。
子供向けマインドマップ
このマインドマップ、実は子供用もあるんです。
作文作りの取っ掛かりにかなり役立ちそうなのでご紹介します。
七田式 ダ・ヴィンチ・マップ メソッドと呼ばれているものです。
レオナルドダヴィンチが数々の発明やアイデアを書き連ねたメモやノートなどを大量に残していることは有名な話ですが、そこに残されていたメモ法は先ほどのマインドマップを使って書かれていたそうです。
七田先生いわく、この思考法こそが天才的なひらめきの源泉である、ということで子供のうちからダヴィンチ思考のできる訓練用にメソッドを開発したそうです。
国際学力テストでは常に1位をキープしているフィンランドでは古くからこの思考法を取り入れた同じような学習法が組まれているようで、詰め込み教育でない脳の使い方の上手な子供が育っていると言います。
ひらめきとは思考をマップ化することから始まるというのはうなづけます。
天才的になるかどうかは別として、子供のうちからマインドマップ思考を学ばせるには役立ちそうです。
幼児の七田教室では、まだこのダ・ヴィンチ・マップ メソッドを学んではいませんでしたが、七田の教材サイトではダヴィンチ・マップの教材が売られています。
2,520円
対象年齢:4歳~10歳
入門・中級・上級・達人と4冊のワークブックとお家の方への手引き1冊になっています。入門編ではマップ思考の型に慣れることからスタートします。
小学校入学前から、小学低学年の取り組みとしてはちょうどよい内容です。
りんごについて「どんなかたち?」「どうおもった?」「どんないろ?」といった質問に答えていく感じで記入していきます。
1冊20枚なので、慣れてくるとさらに線と枠を追加してみても良いかもしれません。
親がそばについて、ひと押ししてやることも必要ですが、楽しみながらできそうです。
親子で同じようなことを習うのも楽しいものです。
中級編に入ると枠と線が多くなり、マップを作成した後、作文へと書き上げていく流れになっています。
詳細な取り組みはこちらの本が参考になりそうです。
作文上達のヒントに
テーマに対して「自由に書いて!」と子供にいってもなかなか連想が浮かびませんね。
七田の教室ではそんな時「カラ・オ・ケ・カ・ス・ゾ」を使って発想の手助けをするようにしていました。
カラ・・色はどんな?
オ・・・音は? 言ったことや聞いたこと、擬態語など
ケ・・・形、大きさなど
カ・・・感じたことや気持ち
ス・・・数や量など
ゾ・・・想像したことや思ったこと
文章を見比べて足りないものがあれば付け足していくと作文の表現がさらに広がります。
大人でも文章作成に使えそうですね。