子どもに甘いものがよくない理由

  • 2012年8月1日
  • 2015年11月23日
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人間の脳の活動には糖類が必要です。

糖類には2種類あり、血糖値が上がるクイックカーボと消化に時間のかかるスローカーボに分類されています。

クイックカーボに分類される食べ物は清涼飲料水や、菓子パンなど砂糖を大量に含んでいるものの他に、 白米、白パン、うどん、そば、イモなども含まれています。

一方、スローカーボは、全粒の穀物、野菜、豆類などの野菜や果物などに多いようです。

 

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摂り過ぎると落ち着きのない子に

子供が気を付けなければならないのは砂糖のたっぷり入ったクイックカーボです。

クイックカーボが子どもにとって怖いのは糖類が一気に入り過ぎること。

冷たく冷えたジュースなど甘みを思ったよりも感じませんからグイグイ飲んでしまいます。

一気に糖質を取ることで血糖値が急上昇し、それを抑えるためにインスリンが大量に放出されることになります。

そのことが逆にブドウ糖不足に陥る結果を呼び、疲労やイライラに繋がるといいます。

そしてまた甘いモノを欲しがる。

悪循環が始まり、気分や行動も安定しなくなると言われています。

 

特に子どもは甘いモノが大好きですから、 できるだけ冷たく甘いジュースなどを控え、3食の食事の中でスローカーボを摂らせるようにしたいです。

どうしても冷たい飲み物が欲しいなら水です。

スローカーボは、脂肪として蓄えられるよりもエネルギーとして利用されるそうなので、 太ることもなさそうです。

手始めに家族みんなで白いご飯を玄米に変え、 真っ白な食パンを全粒パンに変えてみるのもよさそうですね。