子どもの夏休みの自由工作、木工で本立てを作ることにしました。
学校の先生からは、
「既成のキットで組み立てるようなことはせず、
切ったり打ったり削ったりを体験させて下さい」
というお話だったので廃材を利用して作ることにしました。
ネットで調べると、
リサイクル材を利用した木工教室が行政によって開催されていることを知りました。
廃材も用意されて、道具も揃っているようですし、アドバイスも受けられます。
各市町村ごとに開催時期はまちまちですが、ご興味のある方は最寄りの市町村HPをチェックしてみることをおすすめします。
今回訪れたのは、東村山市のとんぼ工房「夏休み親子で木工教室」です。
こちらは市内在住の方が対象ですが、
予約不要で8月中、午前10時と午後1時から月、土、日と行われています。
普段は、不要になったたんすやテーブルなどの廃材を利用して おもちゃなどの木工用品を再生させている工房のようです。
木工教室ではあらかじめ何種類かの完成例が用意されていて、 その中から選んでいきます。
イス、本立て、マガジンラックやリモコンケースなどいろいろあります。
材料は予め寸法に合わせて切って用意されていて、作業時間は1時間ぐらいです。
最初の作業は、電動ノコギリを使って曲面部分の切り取りに挑戦です。
幼い手には少々不安もありましたが、講師の方がしっかりガードしてくれてます。
切り取ったらヤスリで磨き、組立作業に入ります。
初めてのかなづち、叩き方を教わって1本1本丁寧に打ち込んでいるうちに最後の方は一人で上手に打ち込めるようになりました。
親子二人っきりだと、多分みていられなくて結局親がほとんど手を貸すことになっていたかもしれません。
材料の切り出し以外は、ほぼ自作になりました。
これなら学校にも自力で持っていける大きさです。
こちらの材料となった木は不要になったタンスの一部を利用したものだそうです。