この夏流行中の夏風邪の一種「ヘルパンギーナ」が厚生労働省の公式Twitterで注意喚起されています。
東京都でも注意警報が出されていますが、西日本を中心に感染が広がっているようですね。
ウイルスは高温多湿の環境を好む性質があるので大雨、猛暑の影響があるのかもしれないです。
ヘルパンギーナの症状と対策
ヘルパンギーナは主に乳幼児が罹る病気で、熱と口腔粘膜に1~数mmの小さな水疱があらわれるのが特徴と言われていますが、大人も接触感染と飛沫感染で感染することもあるので注意が必要です。
患者数は5歳以下が全体の90%以上を占め、子供が感染すると口や喉の痛み、熱による脱水症状や熱性けいれんなどの症状が現れることがあるそうです。
急な高熱というのがヘルパンギーナの特徴で、口の中や喉の奥に水泡ができていると介護者も感染には注意したほうが良いのかもしれません。
似たような症状の病気で手足口病の場合は、緩やかな発熱で口の中だけでなく手足や身体に発疹が現れるとのこと。こちらもヘルパンギーナ同様大人も注意が必要です。
夏はクーラーのある部屋と外気で急激な温度変化にさらされます。子供は冷たい飲み物を求めますから体外、体内とも体調不良を起こしやすくなります。
体温が下がると免疫力も低下し、ウイルスに抵抗できなくなってしまいます。
子供が夏風邪の疑いがあれば、ひどくなる前に迷わず受診した方が無難です。
感染経路は、主に感染者の鼻やのどからの分泌物ということなので、保護者の方は注意が必要かもしれませんね。いつも以上にウイルスにさらされることになりますから免疫力を下げないようにしたいです。
人混みの中ではマスクを着用し、うちに帰ったら手洗いうがいを徹底するようにしたいですね。