大手キャリアの2年縛りが明け、現在流行中の格安SIM(MVNO)への検討を考えている方も少なくないと思います。
日本の携帯回線はとにかく高いといつも感じていましたので格安SIM(MVNO)の登場は本当にウェルカムな状況です。少し前まで格安SIMと言えは時代を逆行するような低速回線か、高速でも上限の低いモノが多かったのですが、ここに来て一気に火が付いたように競争が始まり選択肢が増えてきました。
通信制限の上限を考えないと安いもので680円(U-mobile)からあります。
データ通信オンリーなので通話はLINEか050で割り切ることになりますが、とりあえずこの価格てスマホを常時接続できるのはすごいです。
iPhoneからAndroidへ
現在使用中の機種はiPhone 4s(SB)ですが、回線が安くなるならiPhoneにこだわる必要もないかなぁと言うのが正直な感想です。
世界的な人気もあってかiPhoneはとにかく高い。ここに来て円安の影響でさらに値上げになっています。しかも格安SIM(MVNO)に必要なSIMフリー端末のiPhoneは現在アップルストアでは扱っていません。
そうなってくるとAndroidに目を向けることになりますが、最近のAndroid端末を見てみるとOSのバージョンアップの度にどんどん良くなっているようでiOSと比べても遜色ないレベルだと感じます。
ここにきてAndroid端末の値段も大きく下がりiPhoneとは価格差があまりにも大きく開いてきました。低価格端末の中でも気になっているのがASUSのZenFone5です。
最大の魅力はスペックに対する割安感。評価もなかなか良いです。
ZenFone5
【ASUS】 ZenFone 5 (A500KL) 8GB ゴールド(GD) + OCNモバイルONE 音声対応SIM
ASUSとはあまり聞き慣れないメーカーかもしれませんが、自作でパソコンを作り上げる人々の間では有名なメーカーです。うちのメインPCのマザーボードもASUS製、安さと信頼性はまぁ問題なしでしょう。
ASUS ZenFone 5は8GBと16GBの2タイプ。
microSDメモリーカードで最大64GBまで増設可能です。
画面の大きさは5インチのHD(720×1280ドット)、
iPhone6(4.7インチ)より大きく、iPhone6 Plus(5.5インチ)より少し小さめになります。
文字入力は『ATOK for ASUS』を採用。日本語入力は初期設定で心配しなくて済みそうです。
音声付格安SIM
大手携帯キャリア3社(SB,Docomo,au)と比べてMVNO(格安SIM)では毎月の維持費が大きく抑えられることになります。ただ、格安SIMキャリアやプランによりデータ通信専用、SMS付き、音声付と価格は変わって来ます。
大手キャリアで電話番号を持っている人が格安SIMに乗り換えの場合、MNPで音声付きのSIMを選ぶことになると思います。
SMSもあったほうが良い場合もありますからサービスされているかどうか注意が必要です。また、最近登場した「ぷららふぉん」のように格安音声付きでもいまのところMNPできないSIMもありますから注意したいです。
MNPできる格安SIM一覧
・IIJmio
・NifMo
・U-mobile
・楽天モバイル
・OCN モバイル ONE
・DMM mobile
・So-net
・mineo
・BIGLOBE LTE・3G テータSIM
・Y!mobile
・hi-ho
・freetel
・b-mobile
通話プラス LTE使い放題の2社
MNPできる格安SIMの中で、高速データ量を気にせず使えて
データ制限なし音声付きのものは以下の2社。
U-mobile 2,980円
b-mobile 2,780円
通信量次第ではおすすめな音声付き格安SIM
現在のスマホの使用量を調べて1日50MBとか月2~5GB程度なら、使い放題を選ばなくても付加サービスの高い格安SIM会社を選ぶことができます。中でも気になっているのが以下の2社。
70MB/日コースと100MB/日コース、2GB/4GB/月コースがあり毎月1回プラン変更が可能になっています。
また、日コースでは使い切れずに余った基本データ容量は翌日に繰り越せる「基本通信容量繰り越しサービス」が魅力です。
1GB/月から10GB/月まで選べ、余ったデータ量は翌月に繰り越せます。
高速通信のデータ量を使い切ってしまっても「バースト機能」により、数秒間の高速通信が可能です。追加申請をしなくてもメール受信などには便利です。
月額350円で万一のスマホ破損にも対応できる保険「端末交換オプション」があります。さらに「セキュリティオプション」を追加した安心パック(月額500円)も魅力です。
音声付き格安SIMの注意点
音声付き格安SIMの通話料は大体どの会社も固定電話、携帯電話ともに20円/30秒となっており、そのままプレーンでの通話はあまりおすすめではなさそうです。SMSも送信に3円から30円程度かかることがあります。
通話は基本、相手先に自番号の表示される「楽天でんわ」「G-Call」、またはLINE、050、Skype、Viberなど無料VoIPアプリでの通話がおすすめになりそうです。
現在のところデータ制限なしプランではネットワークの安定性に心配なところもあるようです。安定性と快適さではOCN モバイル ONE あたりが無難かなと思います。