頭皮に湿疹ができたようで、
気になって何度も触っていたらかさぶたになってしまいました。
こういう湿疹が頭皮にできるとなかなか治りが悪いです。
頭皮の湿疹は大きく分けて乾燥による皮脂欠乏性湿疹と皮脂分泌の多くなる脂漏性皮膚炎があるようです。頭皮の状態は脂っぽいというよりどちらかというと洗いすぎによる皮脂欠乏のほうです。
皮脂欠乏性湿疹
皮脂欠乏性湿疹は頭皮の乾燥から起こる湿疹です。
洗いすぎにより皮膚のバリア機能が損なわれて過敏になってしまうことから起こってしまいます。
症状としては、湿疹もそうですが、洗っても洗ってもフケが気になってしまいます。洗い残しが無いように余計強く洗ってしまい、さらに頭皮を痛めつけてしまうという悪循環です。
シャンプーの時、強く地肌を擦ったり、間違った頭皮ブラシの使い方をしているといつまでたっても治りません。下手をすると薄毛の原因になってしまうかもしれません。
頭皮の湿疹対策
病院で受診するのが早いのかもしれませんが、日頃の習慣からくるものなので、できれば家で改善できることを探してみました。
皮脂欠乏性湿疹になって悪循環に陥っている場合、シャンプーを使わずにお湯だけで2~3分掛け流しを行うようにしてみるのが一番の方法です。掛け流しの際、頭皮を優しく揉むようにして、けっしてゴシゴシ洗ってはいけません。
髪の専門家によるとお湯で洗い流すだけでほとんどの汚れは洗い流されてしまうようです。
シャンプーは1~2日おきとか間隔を空けてみてもし、石油系のシャンプーを使っているようならアミノ酸系のシャンプーや無添加、弱酸性に変えるとより刺激が少ないそうです。
シャンプー後のすすきは洗う時間の2倍の時間をかけるくらいが目安になります。
リンスやトリートメントはできるだけ頭皮に接触させないようにすることも大切です。特にトリートメントは地肌につくと余計な刺激となり浸透力も速いためすすぎはスピーディーな方が良いようです。
シャンプー後は頭皮に椿油
シャンプー後はどうしても頭皮にうるおいがなくなってしまいます。それを防ぐ方法としてNHKの「あさイチ」でやっていた頭皮トラブルの特集では頭皮に椿油をつけるのが推奨されていました。昔から椿油は髪用の油として使われていますのでなるほどですね。
シャンプーの後、タオルで水分を拭き取ったら手に椿油を数滴垂らしすり合わせるように少し温めます。椿油が温まったら頭皮につけてタオルを巻いてしばらく置いておくと良いそうです。
髪にも馴染ませておくとツヤツヤになりますよ。 行きつけの美容師さんによると最近は米油も流行っているようですね。
自然乾燥はカビの元
髪はしばらく自然乾燥でした。
この話を聞くまでは..
知り合いが頭皮トラブルで病院に行った際、医師に聞いた話によると、頭皮かぶれなどの原因の多くは自然乾燥によるものだそうです。
お風呂から上がったらできるだけ早くドライヤーを当てて乾かしておかないと、カビの原因になったり、シラミの原因にもなってしまうそうです。
シラミは小学校のプリントが回ってきましたが小学生の間で密かに流行っているようです。シャンプー後、髪は自然乾燥させないようにして下さいと書かれてあります。
ドライヤーの熱はあまり髪には良くないのでは?
と思ってしまいますが、実際にはそうでもなくて、濡れた状態からドライヤーを当てると髪の表面や頭皮の水分は蒸発するけれど芯の部分はしっかり保水された状態となります。自然乾燥だと乾燥がゆっくりすぎるためよくないそうです。
医師によると生乾きの状態で皮脂が弱っているとカビがはえやすいそうです。そのまま寝てしまい、朝痒みがあるとかなりやばいですね。
枕カバーもできるだけ清潔に保っていたほうが良さそうです。
頭皮トラブル時の食生活
刺激に敏感になっている状態では、食生活でも刺激物は控えたほうが良いかもしれません。脂肪酸、カフェインなどの刺激物は避け、緑黄色野菜、ポリフェノール系の抗酸化食品を摂るように心がけたいです。
さいごに
以前ダウンタウンの「100秒博士アカデミー」に出演されていた
頭髪博士 板羽忠徳先生の頭皮マッサージ法を思い出しました。
薄毛予防としての頭皮マッサージでしたが、シャンプーの仕方の中で、やはり「頭皮を指でゴシゴシこすってはダメ」と話していました。
頭皮の動きに合わせて揉むのが良いそうです。
68歳であのふさふさアタマの先生に言われると説得力あります。